組込み開発現場の変化にどう対処するか
大規模化する組込みソフト開発、期限遵守のために何が必要か
産業機器の高性能化を支えるマイクロコンピュータやプロセッサは、近年ますます大規模化・高性能化が進み、それに伴って搭載される組込みソフトウェアの規模も急速に膨らんでいる。機能追加や品質要求も年々増す中、限られた期間でソフトウェアを完成させるには、開発プロセス全体をいかに効率化するかが重要な鍵となる。
複雑化するアーキテクチャや多層化したソフトウェア構造に対応しつつ、品質と期限を両立するための仕組みづくりが、今の組込み開発に求められている。
再現性の低い不具合をどう攻略するか
年々大規模化・複雑化する組込みソフトウェアでは、再現性の低い不具合が発生すると、その原因究明に膨大な時間と人員を割かざるを得ず、開発計画の遅延を招きやすい。特にマルチコア化や非同期処理の増加により、発生条件が限定的なバグは従来の手法では追跡が難しく、調査コストはさらに増大する。
こうした“つかみどころのない不具合”をどう攻略するかは、現代の組込み開発における重要なテーマとなっている。
ベテラン退職で揺らぐ開発現場のこれから・・
デバッグは職人芸に近く、リストラや団塊世代の大量退職によってその技が会社に残らなくなっている。
従来のデバッグは、CPU内部の動きが見えない中で経験を頼りにバグを追う高度なノウハウに支えられていたが、その知識が継承されないまま失われつつある。さらに日本では“空白の30年”で新人が少なく、現場は高齢化し、若手への引き継ぎが進まないままベテランが抜けていく。
今後ソフトウェア開発をどう支えていくのか――これは日本のエンジニア業界にとって大きな課題である。
このような課題が元で開発がうまく進まない。
そんな経験はありませんか?
勘と経験に頼ったデバッグの限界・・・
従来のGo/Break中心のデバッグ手法では、原因の特定に多くの時間と労力が必要で、大規模なソフトウェアでは限界が見え始めています。
その課題、トレースで解決できます。
トレースはシステムを停止することなく、かつ非侵入に実行履歴やタイミングを可視化し、チップ内部の動きを”記録として”見えるため、再現が難しい問題や性能課題の原因もとらえることができます。
トレースの機能を体験してみませんか?
ご来場をお待ちしております。
出展製品
STマイクロエレクトロニクス社のSTM32H7の
マルチコアデバッグのデモを展示します。
マルチコア環境では、複数のコアの動作が同時進行するため、因果関係やタイミングのズレが見えにくく、従来の「止めて調べる」デバッグが通用しにくくなります。
長時間トレース記録を取ることで、発生時の挙動をそのまま再現できるため、再現性の低い不具合でも確実に原因を追えます。
またこういった問題の際に熟練エンジニアのデバッグノウハウなど個人のスキルに頼らない不具合原因の特定手法を紹介します。
Renesas社 RZ/T2Hと接続したPowerTraceのデモも実演いたします。
3rd Partyツールとの親和性も抜群!
対応コンパイラ
- ArmCompiler
- IAR
- GCC
- Green Hills
- 他169製品
対応OS
- FreeRTOS
- EclipseThreadX
- μT-Kernel
- QNX
- VxWorks
- Zephyr RTOS
- Linux
- 他62製品
シミュレーションツール
仮想ターゲット連携
- MATLAB
- Virtualizer
- VLAB
- 他
一般的に使用されているほとんどのコンパイラやリアルタイムOS、
シミュレーション環境と連携できるので使い慣れた環境をそのまま安心してお使いいただけます。
幅広いコンパイラバージョンとの互換性を確保しているので、
固定ビルド環境での長期プロジェクトをサポートします。詳しくはお問合せください。
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